いの町を原木舞茸で盛り上げる貴志さん【いの町本川地区】
貴志諭里(きしゆうり)さん。和歌山県出身でいの町本川地区へ移住し5年目(令和8年3月現在)。
現在は、WEBデザインの会社を経営し、また、ご自身が住んでいる中野川集落で地域団体を立ち上げて原木舞茸を栽培・販売している。
現在していること
貴志さん:妻と2人の子どもといの町本川地区で暮らしています。現在はWEBデザイン(ホームページ制作リニューアル)、SNS運用・広告業の会社を経営しています。
また、私が住んでいる本川地区中野川で地域団体を作り、本川地区の特産の原木舞茸を栽培・販売しています。
なぜいの町に移住しましたか?

貴志さん:もともとは出身の和歌山で教員をしていました。特別支援学校高等部の教員でした。そんな中、学生時代に知り合った高知出身の妻と29歳のときに結婚。教員として7年間の勤務を経て“やり切った感”があったこと、ちょうど30歳になる節目の年だったこともあり、今後について考えるようになりました。
それまで高知には旅行で2回行ったことがある程度でしたが、妻の親戚が集まって、缶ビール片手に15人くらいでワイワイと宴会をする様子がまさに映画『サマーウォーズ』のようでドストライクだったんです。人の良さにも惹かれ、自分から「高知に住みたい」と提案しました。
妻が高知市出身ということもあって、最初は高知市内で検討していました。仕事をどうしようか、住む場所は高知市がいいのかなどいろいろと決めかねており、“本当に移住して良いか”の気持ちを確かめるために改めて高知を訪問。高知県UIターンサポートセンターにも相談しました。そんなとき、いの町本川に住んでいる妻の祖父母のご縁が重なり、いの町に移住しました。
いの町はどんな人に合いますか?
貴志さん:高知県はどこに住んでも自然豊かで人も優しい人が多いかなと思います。その中でもいの町を選ぶ良さは、やはり高知市に近いことでしょうか。町に比較的出やすいのと仁淀川がすぐ目の前にあることがすごく生活を充実させてくれます。
私が住んでいる本川は吉野川の源流が流れています。吉野川の源流と仁淀川が流れるのがこのいの町の良さの一つかもしれません。
また、いの町は高知市に近い伊野地区、本格的な田舎暮らしが楽しめる本川地区、その中間に当たる吾北地区があります。
自分がどのような生活をしたいかライフスタイルによって地区を選べるのもいの町の良いところですね。
実際移住してみてどうですか?
貴志さん:いの町に移住してみてもう5年目になりましたが、後悔したことは一度もありません。移住してよかったなと思っています。
本川地区はいの町の中でも最北にあり、四国の中央に位置します。買い物に行くのも結構な時間がかかります。不便なところはたしかにありますが、それを差し引いても移住してよかったです。
今まで経験したことのないようなことがここではたくさん経験することができます。「生活をする」というより自分で生活を「作っていく」感覚でしょうか。大変なことも多いですが、その過程も含めて楽しめる人はいの町本川地区が向いているかなと思います。
本川地区はそんな感じですが、吾北地区や伊野地区はまた全然違った魅力があります。
地域に馴染むためにしていること
貴志さん:とにかく地域の人と顔馴染みになって色々なところで関わることだと思います。僕が住んでいる中野川集落は元々人数がかなり少ないということもありますが、僕は全員の電話番号は知っていますし、地域のことで何かあればまずは地区長に相談します。
地域の様々な役割も担っています。地域の猟友会や漁協に入ったり、地域の会合には必ず参加します。地域の草刈りも参加します。また、神社の総代を務めたり、地域の学校の学校運営協議会にも参加しています。
移住していきなりこれらの役割を担うことは移住する側も負担が重いでしょうが、まずは地域と関わるナニカに一つでも参加することは大切かなと思います。
いの町へ移住を検討している人へメッセージ

貴志さん:このインタビューではいの町全部の魅力を伝え切ることは難しいので、いの町について気になったら僕でも良いですし、先輩移住者や町の移住相談員にまずは相談するのが良いと思います。
僕自身いの町に移住する仲間が増えることは嬉しいですし、一緒にいの町を盛り上げることができればもっと嬉しいです。ぜひ声をかけてくださいね。
また、中野川集落で現在栽培している本川原木舞茸は絶品なので、そちらもぜひ食べてみてください。
最後のメッセージで理想の生活像の話があったが、その点いの町は理想の田舎暮らしを探しやすい町かなと感じた。いの町は大きく「本川地区」「吾北地区」「伊野地区」3つの地区に分かれる。中心地へアクセスが近いところから自然いっぱいの田舎まで様々な選択肢が拡がるのも魅力の一つ。移住に関して少しでも興味が湧いたら、まずはいの町の移住相談窓口(088-893-5855)へ電話してみてほしい。